4人の子育てをしている母親が、実は学校が嫌いだったらどう思いますか?
私は学校が大嫌いでした。
小学校1年生のときから行ったり休んだりを繰り返していました。
当然、母親に怒られながら無理やり学校に行っていましたが、1週間のうち5日連続で登校できませんでした。
「発達障害」や「知的障害」や「自閉症」など何も診断されていません。
もしかしたら今の時代だったらどれかに当てはまったのだろうか?
そんな私の娘、長女になりますが、今年小学校1年生になりました。
今の時代は不登校の子が多いというニュースをよく見ます。
「もしかしたら、この子も学校に行きたくないって言いだすかもしれない。」
私はその可能性を考え、入学前からフリースクールや不登校になった場合どうしているかを調べるようになりました。
しかし、今のところ長女は「学校に行きたくない」と言ったことがありません。
その前に、なぜ、私が学校を嫌いだったかをお伝えしたいと思います。
幼稚園が大好きだった
私は学校が大嫌いでしたが、幼稚園は大好きでした。
毎日お友達と遊んだり絵を描いたりするのが楽しかった記憶があります。
じゃあ勉強が嫌いなのか・・・特にそう思ったこともないです。
年長さんになると、ひらがなの練習をしたりしましたが、それも苦痛ではありませんでした。
小学生になって思ったこと (勉強)
ぴかぴかの小学校1年生になって最初に思ったことは、
「つまらない」でした。
周囲からは「小学校に行ったらいっぱい勉強するんだよ」と言われ続け、
私も「小学校に行ったらお勉強がんばるぞ!」と意気込んでいました。
いざ学校に行くと、ひらがなの読み書きや数字を数えることでした。
私は「え?もうこんなの幼稚園でやったんだけど。もっと難しいお勉強するんじゃないの?」と、
がっかりしたことを今でも覚えています。
理想を現実が違いすぎたのが、学校が嫌いになった一つの理由かもしれません。
小学生になって思ったこと (環境)
「授業中は静かにしないといけない」
「授業中にトイレに行ってはいけない」
「学校はみんなと同じことをしなくてはいけない」
それが”普通”ということに私は違和感を感じていました。
50分間、6歳の子どもが集中して線背の話を聞いて黒板を見て教科書のページをめくる日々。
私は毎日が学校が本当に嫌でした。
勉強が嫌というより、何て言うんでしょう・・・
今思えば監獄のような感覚でした。
ある日、爆発した
ある日、私は爆発してしまいました。
授業中は息をひそめているのに、
先生が教室から少し退室するとみんな喋りだすのも嫌でした。
「先生が居ると黙って居ないと喋りだすなんて・・・なんて忌々しい。うるさいのも嫌い。」
そんな怒りがこみ上げると、私はランドセルを背負って家に帰ってしまいました。
私はもしかしたら障害者?
今思えば私は発達障害だったのかもしれません。
でも、自分自身では何も問題はないと思ってます。
それでも学校に馴染めませんでした。学校が大嫌いでした。
言われたことはちゃんと出来ているし、勉強もついていけるし、お友達もいるけど、
学校が嫌いだった私は、”ふつう”じゃないんです。
学校に行けないだけで精神鑑定を進められるのです。
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